ナイフとフォークで作るブログ

小説とアニメ、ときどき将棋とスポーツと何か。


2015-04-15から1日間の記事一覧

森絵都『永遠の出口』を読んだ感想

『永遠の出口』は岸本紀子という一人の少女の小学三年〜高校三年までの十年間を、九つの章に分けて書いた物語だ。第一章が小三〜四の二年に跨ぐのを除くと、一章ごとに一つづつ学年を重ねていく。 つまりは成長小説である。それぞれの学年でのエピソードを読…