ナイフとフォークで作るブログ

小説とアニメ、ときどき将棋とスポーツと何か。


時事問題

戦争ドラマとしての『マッサン』

ここ1ヶ月ほどNHKの朝ドラ『マッサン』は戦争を描き続けている。 『マッサン』はウィスキー作りのドラマと見せかけて結局のところ人間ドラマなのだけれど、それは朝ドラの性格上しかたがないことだと思う。しかしその人間ドラマの内でも、戦争に関係した題…

漫画『陽のあたる家 〜生活保護に支えられて〜』を読んだ感想。 〜 生活保護を考える入り口として 〜

さいきまこ『陽のあたる家 〜生活保護に支えられて〜』(秋田書店/2013年)は、なるべく多くの人に読まれて欲しい作品だ。 生活保護についての理解がなかなか広まらない現状が有る。それはやはり不幸な事態だ。 人が生活していれば、ときには思いがけな…

「個人の公共に対する役割」と、それを望むことについて

個人と公共と役割 個人の公共に対する役割について、考えています。きっかけは、ここ一週間あまりの間にインターネット上で読んだ三つの文章です。 公共に対する「役割」という語を使いましたが、これははじめ「義務」を当てて考えていました。けれど「義務…

「野武士ジャパン」と「BCM格付融資」のこと。

野武士ジャパン ホームレス状態の人によるサッカー日本代表、それが「野武士ジャパン」です。 NPO法人ビッグイシュー基金が運営の中心となり活動しています。 「ビッグイッシュー」とはホームレス状態の方が、路上販売している雑誌です。雑誌販売を通じて、…

「女性手帳」と保育制度

「女性手帳」が話題になってます。 「政府、10代から「女性手帳」導入 骨太の方針で調整 何歳で妊娠? 人生設計考えて - MSN産経ニュース 」 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130505/plc13050511030006-n1.htm 政府が、女性を対象に10代から身体…