ナイフとフォークで作るブログ

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Macトラブル発生:Spacesの環境設定が開かない

システム環境設定の「ExposeとSpaces」が開かない


パソコンにトラブルが発生しました。そして解決しました。よかった。
しかし今回はよかったで済ませずに、ネットの集合知に貢献すべく、解決の過程を記録しておこうと思い立ちました!


ちなみに当方、初心者に毛が2本生えたくらいのMacユーザーです。
分からなければグーグル先生に相談するのが習い性です。

マイマックのスペックは

  • intel core 2 duoのmac book pro 13インチ
  • OSはスノーレオパードです。

スペックって何書けばいいのかよく知りません。あしからず。だいたい3年前に購入。当時一番安いランクの製品でした。


さて、トラブルの内容は上に書いたとおりです。
f:id:snapkin:20130325235745p:plain
この「ExposeとSpaces」をクリックしても、「ExposeとSpacesを読込中」と表示されるだけで、うんともすんとも言いません。困りました。

ここで2点を確認しときます。

  • 他の設定は全て開きます。全部クリックして確認しました。
  • ExposeとSpacesの機能自体は問題なく動いていました。

状況は以上です。異常です。


まずは、なんとか自力で解決できないかと、思いつくことをやってみました。

  • 再起動。
  • ディスクユーティリティでのアクセス権の修復。
  • ディスクユーティリティでのディスクの検証。これは問題なしでした。
  • PRAMのクリア。⌘+option+R+Pを押しながら起動。ジャーンという起動音が二度したら、キーから手を離すってやつです。

だめでした。


ということで、グーグル先生の出番です。
「システム環境設定 Expose 開かない」で検索しました。
システム環境設定のExposeとSpacesが開かない…
がトップヒット。このページと、このページにリンクのあった
ExposeとSpacesを読み込み中のまま起動できない
の2つを参考にして、無事解決出来ました。


端的に言うと「com.apple.dock.plist」というファイルを削除して解決しました。

パスは、$HOME/Library/Preferences/com.apple.dock.plist です。

と偉そうに言ってますが、このパスの見方がよく分からず、困惑してました。
「ホームの中の、Libraryフォルダの中の、Preferencesフォルダの中の、com.apple.dock.plistというファイル」という意味です。勉強になりました。


しかし、気をつけてください。いきなり「com.apple.dock.plist」を削除してはいけません。
その前に、検証すべきことが2点あります。

  • セーフモードで起動し、同じ症状が出ることを確認。
  • 別アカウントでログインし、同じ症状が出ないことを確認。


ちなみに、セーフモードで起動するってのは今回初めて経験しました。名前は知っていましたが、実際にやったことはありませんでした。やり方は

セーフモードで起動 (セーフブート) するには、次の手順を実行します。

1.お使いの Mac がシステム終了していることを確認します。
2.電源ボタンを押します。
3.起動音が聞こえたら、すぐに「shift」キーを押したままにします。「shift」キーは、起動音の前ではなく、起動音の直後に押してください。
4.灰色の Apple アイコンと進捗状況インジケータ (回転するギアマーク) が表示されたら「shift」キーを放します。

引用元:http://support.apple.com/kb/HT1455?viewlocale=ja_JP

です。shihtキーを離すタイミングが難しいです。
やってみたところ、症状は改善しませんでした。つまり、問題はパソコンの基本的なシステムファイルにあるということらしいです。(セーフモードは必要最小限のシステムファイルだけで起動するモードのようです。)


次に、別アカウントでログインしなきゃいけないんですが、これは省きました。
別アカウントがなく面倒そうだったので、もうどうにでもなれとクリティカルな行動に出ました!
つまり「com.apple.dock.plist」を削除しました。
これは正直、悪い例です、はい。


先程も書きましたが、成功しました。改善しました。
しかし副作用として、DockとExposeとSpacesの設定が初期化されてしまいました。
後から知ったのですが.plistが付いてるファイルは「プロパティリスト」といって、ユーザーが行った色々な設定を保管するファイルのようです。
今回はdockでしたが、例えば「com.apple.finder.plist」だと、finderの設定になります。

つまりここでは、これまで行なってきたDockとExposeとSpacesの設定を破棄するかわりに、問題の箇所も一緒にも捨ててやったということです。
これで、解決です!やった!


実は削除する前に不安だったことが一つあって、それは何でファイル名が「com.apple.dock.plist」なのかでした。dock関係ないだろって思ってました。知らなければ知らないだけ、不安も増えますね。DockとExposeとSpacesの設定がまとめて「com.apple.dock.plist」に保存されていたのです。


ということで解決しましたが、ここからDockとExposeとSpacesの設定をリカバリーしなければいけませんでした。dock項目とかデフォルトと大幅に変えていたので、そういった細々とした設定をし直しました。これに結構骨が折れました。
でも、解決できてよかったです!


といった感じでトラブル解決を記録に残してみました。
いつか何かの役に立てばいいのですが。

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