ナイフとフォークで作るブログ

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『けいおん!!』第8話「進路!」見直しました!

「進路!」の感想を少し


※以下、ネタバレあります。

題名は「進路!」ですが、進路の話だけでなく、唯と和、律と澪それぞれの子供時代のエピソードも語られます。半々くらいの割合でしょうか。


二人一組エピソードになったりすると、紬が割り食っちゃうんですよね。残念なことです。それに、紬が一番、小さい頃の様子を想像しづらいので、彼女の子供時代も見てみたかったです。結構、需要あると思うのですが。


あと、リビングでクションを弄んでいる唯が可愛いです。あの行動って、日常の隅の隅にあって注目されないけど、確かに誰かはやってますよね。それを唯がやっているのが、とてもしっくりしていて好きな場面です。

気が付いたこと、気になったこと

  • 幼稚園児の唯が歌う、童謡「うさぎとかめ」から始まります。
  • 小学校の調理実習で「たこなし焼き」を作る場面の、唯のブラウスが可愛いです。
  • 澪が和のことを「ママみたい」と言っています。家でも母親を「ママ」と呼んでいるのでしょうか。
  • 小学生時代、律にちょっかいを掛けられたときに、澪が読んでいる本は「アンデルセン」です。
  • 小学生時代の律は、赤いカチューシャをしている時もあります。
  • 小学生時代の律の部屋、ベッドの上の壁に掛かっている大きな絵は、まだありません。
  • 澪は律のおでこに水性ペンで「目」と書きますが、どうして絵でなく漢字を選んだのでしょうか。少し謎です。なにか出典があるのでしょうか。
  • 唯「やっぱりぃ、りっちゃんのキャラじゃないよ」、律「素直に誉めるってことを知らないのかい!」。好きな掛け合いです。
  • 律は、おでこに「目」と書いたまま堂々と職員室まで行ってます。大したものです。
  • 唯のTシャツ、27枚目。ピンク布地、そで口は白、その他の詳細は不明です。
  • 最後近く、唯がベッドで天井を見上げているシーンから「うさぎとかめ」のBGMが流れ始めます。

最後に少し


けいおん!』シリーズのというか、唯を象徴する動物として、亀がいます。そのことが一番明確に語られているのは、おそらくこの回です。


階段の手すりに亀の置き物が付いていることなどは、実際にもあるのでしょうか。それは分かりませんが、とんちゃん始め、アニメの所々に登場する亀を見つけることも、この作品の楽しみの一つだと思っています。

完訳アンデルセン童話集 1 (岩波文庫 赤 740-1)

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