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ナイフとフォークで作るブログ

小説とアニメ、ときどき将棋とスポーツと何か。


『キルラキル』感想 〜 ド派手な姉妹喧嘩が見たいんだ 〜

アクの強い傑作

 キルラキル、傑作だ。


 独特の世界観があり、魅力的なキャラクターが居て、声優の演技には緊張感があり、脚本に抜かりがない。そしてキャラクターデザインにオリジナリティーがある。
 確かにアクの強さの為に、はなから受け付けない人も居るかもしれなが、一度面白さを感じると、その強力な存在感に圧倒される作品である。


 近年は1クールのアニメが多く、それに慣れてしまったためか2クールの作品を見ていると、どうしてもダレる瞬間がある。だが『キルラキル』にはそれがない。
 第1話を見た時点で「飛ばし過ぎじゃないのか」と思ったけれど、いまだに同じ思いに駆られる。(しかも、第1話時点では2クールという情報もなかったから尚更だ。)


 とはいえ、話しは佳境に至り、飛ばし過ぎた物語も終着点に至る目前にある。

ブレない鬼龍院皐月と、ブレまくる纏流子

 変わることなく己の目的の為に刃を研ぎ続けるヒロインが鬼龍院皐月だとしたなら、纏流子は悲しみや、自惚れや、喜びや、自失、挫折の曲折の中で成長するヒロインだ。この二人の主人公は実に対照的で、魅力的だ。


 はなは纏流子対鬼龍院皐月の物語だったが、今は違う。この二人対鬼龍院羅暁だ。


 では最終的にどうなるのか。


 二人で羅暁を倒して終わりでは些か詰まらない。最終的に二人の勝負を見たい。それは憎しみによる争いや、仲違いではなく、思いっきりド派手な姉妹喧嘩としての勝負だ。
 いうなればそれは、映画のスタッフロールの後の打ち上げ花火みたいなもので、何だかそれは、とても祝祭的な大団円だと思われてならないのである。

キルラキル 纏流子 神衣鮮血ver. (1/8スケール PVC製塗装済完成品)

キルラキル 纏流子 神衣鮮血ver. (1/8スケール PVC製塗装済完成品)