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ナイフとフォークで作るブログ

小説とアニメ、ときどき将棋とスポーツと何か。


2015年春アニメ、個人的な総評

 今季のアニメもおおむね1、2話を残すだけとなりました。いまさら見ていなかった作品を見ようとも思わないので、最初から見てきた作品のなかでの、ざっくりとした総評です。


 とはいったものの、実は脱落せずに見ているのは3作品だけです。『響け!ユーフォニアム』と『長門有希ちゃんの消失』、『シドニアの騎士』2期です。この3作品はどれも毎週楽しみに待っていました。


 ほかに『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』2期と『きんいろモザイク』2期は6月に入るくらいまでは見ていましたが結局続きませんでした。どちらも物語のテンポが重く、単調で、それぞれの1期ほど盛り上がりも感じられず見る気を失いました。
 『きんモザ』の方はさほど期待していなかったので気になることもないのですが、『俺ガイル』は期待高いの作品だったので残念です。1期では、雪ノ下雪乃の強さと弱さがバランスよく描かれていて彼女の魅力がよく伝わったのですが、2期の雪ノ下雪乃は弱さばかりクローズアップされ、鬱々した雰囲気が濃く、見るのが辛くなりました。


 さて、最後まで見続けるナイス3作品に話を戻します。
 なかでも一番面白いのは『響け!ユーフォニアム』です。これは絶対です。3月で『SHIROBAKO』が終わり、もう未来なんてないのだと絶望の淵にあった自分を軽々と救ってくれた作品です。
 「京アニ」の作画力の高さはいまさら言うまでもありませんが、近年『氷菓』『たまこラブストーリー』で発揮された「京アニ」の脚本力の高さが、『響け!ユーフォニアム』にも表れていました。綺麗な絵と、滑らかでメリハリのある物語。本当に素晴らしい作品だと思います。


 残りの『長門有希ちゃんの消失』と『シドニアの騎士』2期も、ともに見応えある作品でした。
 『長門有希ちゃん』は、『涼宮ハルヒ』シリーズだけを読んでいたので感情移入できるか不安だったのですが、杞憂でした。単純に、ある物語が別な広がりを見せる様を興味深く見ていました。「長門有希ちゃん」に感情移入する瞬間もあったのですが、むしろ「朝倉涼子」の存在が大きかったです。彼女は「長門有希ちゃん」以上に徒花に思えてなりません。彼女の優しさが報われて欲しいです。


 そして『シドニアの騎士』2期です。ロボットアニメなので、戦闘シーンや機械のリアルさが無くては話になりません。その点は全く問題のない作品です。ただ『シドニア』はそれだけでなく、登場人物一人ひとりの個性が立っているところが魅力です。好きなキャラクターである科戸瀬イザナはもちろん、白羽衣つむぎや緑川纈を見ていても、それぞれのよさがあり好感が持てます。SF作品として面白いだけでなく、人間情景も楽しいアニメだと思います。


 以上、それぞれの作品が最終回になる前に、一足早い総評をしてみました。