2013-10-01から1ヶ月間の記事一覧
※以下、ネタバレあります。注意して下さい。 感想 第3話というより、これまで見てきて思うことなのですが、『境界の彼方』のテーマや雰囲気は重めというか、暗めなのに、奇妙なコメディー調のシーンを入れるのは失敗でしょう。例えば、秋人、博臣の初コンタ…
第27話「計画!」感想を少し※以下、ネタバレあります。注意して下さい。 時期的には「夏フェス」より後で、まだ夏休みが終わらないうちのようです。 そんな頃なので、みんな私服夏服姿です。つまり、露出度高めです。よく、アニメに「水着回」なるものがあ…
第26話「訪問!」感想を少し ※以下、ネタバレあります。 今回は「訪問!」というタイトルで、唯、律、澪、紬の四人がさわこ先生の家を訪問します。この設定で、うまい具合に3年生組+さわこ先生と、2年生組に分かれた物語になってます。 最初に見たときは…
※以下、ネタバレあります。注意して下さい。 感想 タイトルの「群青」は何を表しているでしょうか。一話の「カーマイン」が栗山さんに繋がる色だと考えているので、やはり今回も同じやり方で、色が、特定のキャラを示しているのかもしれません。だとすると、…
北村薫『秋の花』:考察1 〜本を読む「私」の成長〜の続きです。女性としての「私」の成長 『秋の花』での「私」の女性としての成長は、周囲の人間との関係によって促される部分が大きい。ある人は「私」の足らないところを積極的に補い、別な誰かは意図す…
youtubeの動画、埋め込むと広告が出ないと聞いたので、やってみた。本当かな。
空 サン=テグジュペリといえば『星の王子さま』です。それ以外で、はじめてサン=テグジュペリについて知ったのは2000年頃の、彼の名前の刻まれたブレスレットが見つかったというニュースで、でした。その後に、『夜間飛行』(『南方郵便機』併録)を読み…
※以下、ネタバレあります。注意して下さい。 はじめに 10月から始まった『境界の彼方』、まだ一話だけですが、面白かったです。 絵柄は、京アニらしいなと思います。基本的に京アニの女の子キャラは好きなのですが、今回のヒロイン「栗山未来」さんは、そ…
『秋の花』:「私」の成長物語 『秋の花』は北村薫による《円紫》シリーズで三番目に出版された作品だ。シリーズ初の長編となっている。 この作品は、よく知られているようにミステリー小説だ。 しかし、ここではミステリーの要素には触れずに、主人公である…
恩田陸の作品を読むのは『図書室の海』で三冊目だ。最初に読んだのは『夜のピクニック』、二冊目は『六番目の小夜子』である。恩田陸の作品は優に五十以上あるので、読んだ量はまだまだ少ない。「くり返し」という主題 しかし読んだ作品が少なくとも、思うこ…