ナイフとフォークで作るブログ

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雑記(15/07/17) 〜東野圭吾『眠りの森』を読んでいます〜

 東野圭吾『眠りの森』を読んでいます。まだ100頁ほどなので、全体の三分の一といったところです。


 加賀恭一郎シリーズは随分前に『卒業』を読んで以来です。主人公加賀恭一郎は、『卒業』では割りと硬派な印象を受けたのですが、今回の『眠りの森』ではバレエダンサー浅岡未緒に気を取られていて浮ついた感じです。


 現在のところ、犯人の見当は全く付きません。というか推理小説で犯人を当てられた記憶もありません。実際に犯人を当てられる読者の方もいるんでしょうが、どうすればそれが可能なのか見当は全く付きません。
 とりあえず正当防衛の結果、人を殺したとされる斎藤葉瑠子が怪しいです。ただ怪しいといっても根拠薄弱で、やたらに正当防衛か否かに焦点が当てられているので、その辺りに何かあるだろうと勘ぐっている程度ですが。
 ただ、単独犯ではないなと感じます。これは、単独犯という役目を果たしうるに足る、存在感ある人物が見当たらないからです。いやはやこれも根拠薄弱ですね。はてさて結末は如何にいかに。