今期のアニメが続々スタートしています。というか、すでに2話まで進んだ作品もちらほら。 しかし困ったことに見たい作品があまりありません。それならば見なきゃいいのでしょうが、そうなると楽しみがなく、そんな中で何かないかと模索する状況です。 とは…
朝からテレビに釘付けでした。結果は2対5での敗戦と残念無念。けれど思うのですが2対5というスコアの試合で、これほどエキサイティングな試合は、今日までのサッカーの歴史の内にも無いのではないでしょうか。もちろん日本人なので、贔屓目に見ているか…
第13話「さよならコンクール」、最終回。 コンクール会場の学校ごとの集合場所、黄前久美子が高坂麗奈の髪を結いている。そこに中川夏紀が「黄前ちゃん」と声をかけてきて、彼女と黄前久美子がげんこつを合わせる。 この場面のこの演出はとても「味がよい…
今季のアニメもおおむね1、2話を残すだけとなりました。いまさら見ていなかった作品を見ようとも思わないので、最初から見てきた作品のなかでの、ざっくりとした総評です。 とはいったものの、実は脱落せずに見ているのは3作品だけです。『響け!ユーフォ…
※以下、ネタバレあります。 トランペットのソロパートを決める再オーディション。高坂麗奈と中世古香織のどちらが選ばれるか、動悸を高めつつ見ていました。 オーディションは、部員それぞれがいいと思う方の演奏に拍手することで、ソロにふさわしい側を選ぶ…
先日、中川夏紀に関するエントリーを書いていて気になることがありました。 それは、中川夏紀が田中あすかをどう捉えているかということです。これまでの物語を思い出すと、田中あすかが演奏以外に極めて無関心なことについて、3年生を除けば中川夏紀が最も…
※以下、ネタバレあります。 中川夏紀(1) 中川夏紀。北宇治高校吹奏楽部、ユーフォニアム担当の2年生。黄前久美子の先輩で、田中あすかの後輩です。 物語が始まったころは、イヤホンを耳に窓辺や机に突っ伏す姿が多く描かれ、あまり吹奏楽に熱心でないよ…
まさかの矢倉戦でした。豊島七段が先手番をとった時点で、矢倉戦を予想した人はほぼ皆無でしょう。多くの人は角換わりを予想し、それより数は少ないながら横歩取りや、相掛かりを候補に上げた人も居たはずです。しかし、矢倉戦は全く予想の外にありました。 …
高坂麗奈の動きに関する特権的地位 「京アニ」は『響け!ユーフォニアム』において、高坂麗奈に特権的な地位を与え奔放な動きを許しているようです。 第8話「おまつりトライアングル」は、そのことをはっきり浮かび上がらせる回でした。県祭の日、黄前久美…
行方尚史八段を挑戦者に迎えた「第73期名人戦七番勝負」において、羽生善治名人が防衛を果たしました。羽生名人の4勝、行方八段1勝の結果でした。 七番勝負全体の流れを総括すると、以下の記事の末文にある(記事は削除されています)「行方は「長考派」…
今夜『響け!ユーフォニアム』第八話「おまつりトライアングル」放送です。とても楽しみです。 その前に、先週の第七話「なきむしサクソフォン」に魅力的なシーンが有ったので、今のうちに書き残しておきます。 そのシーンとは学校を休んだ小笠原晴香部長の…
武田綾乃『響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部へようこそ』を購入しようとしたところ品切れだったので、同じ武田綾乃による『今日、きみと息をする。』を選びました。荒削りな原石 『今日、きみと息をする。』という作品、率直な感想を言うと面白く、…
相変わらずニコ生は弾かれるので、朝日新聞のサイトで視聴していました。今日は突然に、率直な質問のアンケートが出されることが何度かあったので、それに答えられなくて残念でした。まあ、見られないよりはましなのですが。名人戦七番勝負第四局 さて名人戦…
『シドニアの騎士 第九惑星戦役』第4話「激昂」のラストでの科戸瀬イザナの絶叫は凄い演技でした。極限状況下で、人間の身体が普段の動きの枠を突破して、まるで別な何者かに成ってしまったように働くことがあります。俗に「火事場のなんとやら」と言うやつ…
http://www.moae.jp/comic/tesekkurederim 『もやしもん』完結より約1年。 5月22日(金)発売の月刊「モーニング・ツー」7月号より、 石川雅之氏の待望の新連載がスタートします! これに先駆けて「モアイ」では、 昨年の掲載以来“幻の読み切り”となっていた…
※以下、ネタバレあります。 田島列島『子供はわかってあげない』。面白い漫画でした。真っ直ぐに甘酸っぱいボーイ・ミーツ・ガールの物語。話の展開にはちょっとしたミステリーや家族をめぐる物語等々、幾つかの要素が絡み合っているのですが、その底流にあ…
チャットモンチーの最大の魅力は疾走感だと思っている。彼女たちの全力で駆け抜けていくような音楽が好きだ。 ドラムの高橋久美子が脱退し、二人体制になって最初にリリースした『変身』は、文字通り変わらなければという気負いが感じられ、どこか地面を上手…
1クール or 2クール もし『響け!ユーフォニアム』が1クール作品だとすると、全体の半分が終わったことになります。いやいや、このペースだと全く物語の納まりが付かないだろう、これは2クール作品に違いないと自らに言い聞かせる日々です。『響け!ユー…
「このマンガがすごい!2015」で『子供はわかってあげない』を知ったときに、絶対面白い漫画だと思いました。タイトルの言葉選びのセンスと、そこに垣間見える気迫にはっとさせられ、同時に表紙イラストのほのぼのとした雰囲気が、そのタイトルと妙に噛…
まさに今年の正月に『ブギーポップは笑わない』を読み始め、断続的に続巻を読みつつ、今は『ブギーポップ・パラドックス ハートレス・レッド』を読んでいる最中です。『ブギーポップシリーズ』と云えば、ライトノベルでは最早古典と言っても差し支えない位置…
恩田陸の作品では『夜のピクニック』が一番好きで、他には『六番目の小夜子』『ネバーランド』などが好みの作品です。つまりは青春(成長)小説です。何故こういった作品が好きなのかというと、登場人物の心情の状況、変化が繊細に描かれているからです。 小…
『長門有希ちゃんの消失』面白いです。おっとりしていて、照れ屋で、でも強い芯も持っている長門さんは魅力的です。ただ原点『涼宮ハルヒの憂鬱』から物語世界を知った身としては、どうしてもハルヒの方を応援したくなります。 『長門有希ちゃんの消失』の原…
「この名探偵というのは何のためにいるか、知ってる? 私たちのためよ。物語の外にいる私たちを救うためにいるのよ。馬鹿らしい」 興味深い意見だ、と僕も思った。名探偵は、物語の一つ上のレベルに立っている。そうだとすると、優午も同じ立場に違いなかっ…
対局は朝日新聞社のサイトでニコニコ生放送のミラーリング映像が流れているのを見ていました。こちらは退出されることも無いのでありがたいのですが、コメントできないもどかしさもあります。 今回の名人戦もそうですが、この頃はタイムシフトされないタイト…
伊坂幸太郎の小説を初めて読んだ。読み始めた時には知らなかったのだけれど、この作品は伊坂のデビュー作とのこと。 よいことだ。新しい作家に挑戦する際はデビュー作がうってつけだと思う。何故なら第一作を発表する時点で第二作、三作の出版を保証されてい…
その表現が正しいか、正しくないかは別問題として、圧倒的に良い表現というものはあると思う。そして『響け!ユーフォニアム』第5話、久美子と高坂さんが下校する場面、交差点で髪を掻き上げながら笑顔を見せた高坂さんの動き、絵、表現は圧倒的に素晴らし…
今週末に『劇場版 境界の彼方 -I'LL BE HERE- 未来編』が公開される。とても楽しみだ。 半月ほど前に『過去編』を見た。『過去編』は以前放送されたTVシリーズの再編集版なのだけれど、予想したよりずっと面白かった。作品の焦点を神原秋人と栗山未来の関係…
明日、明後日と将棋名人戦の第二局が指されます。第一局は60手で行方尚史八段が投了するという、名人戦史上最短手数の勝負でした。失礼を承知で言うと、見る側としては物足りなさを覚えました。とにかく第一局以上の熱戦を希望します! 戦型としては、相矢…
『響け!ユーフォニアム』のヒロイン黄前久美子の魅力がどこにあるか問われると、いまのところ返答に窮します。これといった個性を発揮していないし、どちらかと云うと周囲に流されやすい性格にも見えるからです。 ただ一つ個人的に面白いと感じる点は、彼女…
アメリカという国は、マッチョなヒーローが本当に好きな国なのだなあと、改めて思った。主人公クリス・カイルはその典型だったのだろう。彼はもともとカウボーイをしていて、そこからSEALsに志願したという物語になっていたが、カウボーイはやはりアメリカの…