『けいおん!』第12話、見直しました!
『けいおん!』第12話「軽音!」
※ネタバレあります
TV放送分では、最終回です。
1期の『けいおん!』が、基本的には唯の成長物語だったことを再確認させられる回です。
2期の『けいおん!!』は焦点が変わっていて、1期で形成されたキャラ達の、高校生活を追いかけることに力点が置かれています。もちろん主人公は唯ですが、他のメンバーもより平等に扱われています。
しかし、今回は1期の最終回。ばっちり唯がフューチャーされてます。唯推しの方にとっては、特に思い出深い回ではないでしょうか。
ギータを持って学校まで走るシーンに、1話の登校シーンが重ねられます。そこに「ふでペン」と唯のモノローグが合わさり、感慨深い思いにさせられます。
この場面から「ふわふわタイム」の演奏で“おしまい”になるまでの流れは、唯の豊かな感情、軽音部の一体感、高校生らしい青春の輝き、色々な美しいものが混ぜ合わさって、素敵な最終回です。
見ていて寂しさがないところも好きです。実際は続きがあるけれど、ここで終わったとしても、それはとても良い終わり方だったと思います。
12話「軽音!」を見直してみて
気がついたことなど、淡々と書きます。
- オープニングの、唯が紬の沢庵眉を食べるシーン。唯と紬、二人だけでの絡みは珍しいです。それ以前に軽音部のメンバーは、律澪を除けば、二人で絡むことは少ないです。だからこそこういうシーンには、思わず目がいきます。
- 唯が飲んでる薬は「ルルロン-A」です。
- 唯のTシャツ、20枚目。ピンク布地、そで口薄ピンク。詳細不明。8話に登場する、15枚目と同じTシャツの可能性ありです。
- 憂が唯に変装して軽音部に混ざりこむ場面で、憂のリズム感のよさが判明します。ここで、8話の新歓ライブでの、憂の手拍子がズレてなかったことが分かります。
- 紬「月が赤い」。こういった定型的なボケを担当するのも紬の役割のように思います。まだ確信はありません。
- 偽唯(つまり憂)は「あずにゃん」を「あずさちゃん」と言ってしまいます。
- (※2013.5.9追記:偽唯(つまり憂)は、赤い差し色の入った自分の上靴を履いています。これに誰かが気付いたていたら、すぐにバレたかもしれません。)
- 憂は唯より胸が大きいそうです。
- さわこ先生が読んでいる週刊誌の記事は「結婚は闘いだ!!」です。
- 唯のTシャツ、21枚目。スカーレット布地、そで口薄こげ茶。詳細不明。
- ギターを取りに帰った唯、家の床で足が滑るけど転びません。1話ではここで、尻餅をつきます。成長ってやつですね。
- 学園祭の出店に、おもち屋があります。たまこまーけっとを思い出しました。
- 舞台上で唯が泣き出すシーン、ジブリっぽい作画になっていると思います。1話目のときにも書きましたが、京アニはときどきジブリっぽい動きを付けます。
- 最後に誰もいない部室が映し出されるシーン、みんなのカバンの内の一つに「おやじむし」のキーホルダーが付いてます。このキーホルダーは13話で、律のものだと分かりました。
- ホワイトボードに貼られている紙に書かれた、食べたいおやつは、プリン、おしるこ、いちごだいふく、アイス、チーズケーキ、クッキーです。
12話目、以上です。
最後に少しだけ。ライブシーンの作画ですが、ボーカルの顔を思い切って崩してます。なんというか動物っぽい感じになってます。決して綺麗ではないですが、勢いがあって印象深い絵になっていると思います。
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